
半導体量子ドットで量子鍵を120km飛ばした:独中チームが時間ビン符号化QKDで6時間連続安定動作を実証、Light誌掲載
2026年2月25日、ドイツ(Leibniz Universität Hannover、University of Stuttgart)と中国(Nanjing University)の共同研究チームが、半導体量子ドット(InGaAs/GaAs)から放出される単一光子を使い、時間ビン符号化方式の量子鍵配送(QKD)を120km光ファイバーで実証したと、Light: Science & Applicationsに発表した。論文掲載日はDOIで2026年2月25日付。秒間約15ビットの安全鍵生成率を6時間連続で維持し、テキストメッセージ暗号化に実用可能な水準に到達した。これまで量子ドットを使ったQKDは偏光符号化が主流で、ファイバー内の偏光揺らぎに弱いという制約があったが、時間ビン符号化との組み合わせで外乱に強い実用QKDの道を切り拓いた。


