
「手」が日本ロボット復権の鍵になる:経産省、ヒト型ロボの器用な指先開発に100億円規模の支援、米中先行への巻き返し
2026年6月、読売新聞が、経済産業省がAIを搭載したヒューマノイドロボット(ヒト型ロボット)の手(ロボットハンド)開発に約100億円を支援する方針を固めたと報じた。米中が先行するヒト型ロボット競争の中で、日本が培ってきた精密機械技術と産業用ロボット技術の蓄積を最も器用さが求められる指先に集中投入することで、競争軸の組み換えを狙う。2040年までに約60兆円規模に拡大すると見込まれる多用途ロボット市場で、米中に並ぶ世界シェア3割超、国内20兆円の市場獲得を目指す経産省AIロボティクス戦略の中核施策となる。