
「量子計算チップ」と呼ぶには早すぎる:北京大学のマイクロコム光量子チップが拓いた8モード連続変数もつれの実像
2025年2月19日、北京大学物理学院の王剣威教授と龔旗煌教授らのチームが、山西大学の蘇暁龍教授チームと共同で、集積マイクロコムを基盤とする光量子チップ上で連続変数の8モード多者間もつれを決定論的に生成したとNature誌に発表した。チップ規模での多者間量子もつれ実証は世界初とされ、新華社など中国国営メディアは光量子チップの大きな飛躍と報じた。一方で、汎用ゲート型量子計算チップではなく、連続変数量子光学プラットフォームとしての成果である点を冷静に見る必要がある。中国国家戦略の光量子分野における第二の柱として、USTCのJiuzhang系列(離散変数)と並ぶ存在に成長しつつある。
