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「QuEra」の検索結果: 4件

魔法の調合(マジック状態)はもう要らないQuEra・Los Alamosの新アーキテクチャが量子シミュレーションのコストを250倍下げ、1,500量子ビットで実用領域に到達
量子2026.07.01

魔法の調合(マジック状態)はもう要らないQuEra・Los Alamosの新アーキテクチャが量子シミュレーションのコストを250倍下げ、1,500量子ビットで実用領域に到達

2026年6月1日、QuEra Computingとロスアラモス国立研究所(LANL)の共同研究チームがPRX Quantum誌にtransversal STAR(Space-Time Efficient Analog Rotation)アーキテクチャを発表した。中性原子ハードウェアと共同設計した量子シミュレーション用フレームワークで、誤り耐性量子計算で最もコストが高かったマジック状態の精製と離散ゲート合成を一気に省くことで、計算速度を250倍に高速化、必要物理量子ビット数を1,500〜3,000まで圧縮した。これまでの量子シミュレーションロードマップが10万量子ビット級の完全なフォールトトレラント機を待つ前提だったのに対し、数千量子ビットで実用領域に橋を架ける現実的な道筋を示した点が最大の凄さ。2028年にAWS Braket経由で提供予定のQuEra初のフォールトトレラント機Libraに組み込まれる予定で、量子シミュレーションの実用化時期が一気に前倒しされる可能性がある。

98物理量子ビットから94論理量子ビットを絞り出す:Quantinuum「Helios」が示したiceberg符号の極限効率、ブレイクイーブン超えと量子磁性シミュレーション
量子2026.07.01

98物理量子ビットから94論理量子ビットを絞り出す:Quantinuum「Helios」が示したiceberg符号の極限効率、ブレイクイーブン超えと量子磁性シミュレーション

2026年3月初頭、Quantinuumとその共同研究者らが、98物理量子ビットのイオントラップ量子プロセッサHelios上で、最大94の誤り検出論理量子ビット(または48の誤り訂正論理量子ビット)を生成し、論理量子ビットが物理量子ビットを上回るブレイクイーブン超えを達成したとarXivに論文を公開した。さらに64論理量子ビットを使って3次元XYモデルの量子磁性シミュレーションを実行し、古典計算機では困難な領域に踏み込んだとしている。物理量子ビット対論理量子ビットの比は誤り検出で約1:1、誤り訂正で約2:1という極限の符号化効率を、iceberg符号と連結符号で実現した。論理ゲートエラー率は約10⁻⁴を達成。誤り耐性量子計算の本格時代に向けた重要なマイルストーンとなる。

「物理量子ビット2個で論理量子ビット1個」:QuEra・Harvard・MITが中性原子で誤り訂正の効率を桁違いに塗り替え、テラクオップ領域へ
量子2026.07.01

「物理量子ビット2個で論理量子ビット1個」:QuEra・Harvard・MITが中性原子で誤り訂正の効率を桁違いに塗り替え、テラクオップ領域へ

2026年4月20日、QuEra Computing、ハーバード大学、MITの共同研究チームが、中性原子量子コンピュータ向けに設計した超高レートqLDPC符号で、論理エラー率を約1.3×10⁻¹³(テラクオップ領域)まで下げる成果をarXivに発表した。物理量子ビット2個で論理量子ビット1個という符号化効率は、これまでの表面符号(1論理あたり数百〜数千の物理量子ビット)から桁違いの効率改善を意味する。誤り耐性量子計算に必要なハードウェア規模を一気に圧縮できる可能性を示しており、Q-Dayの時間軸前倒しと、実用的な量子コンピュータの実現時期を大幅に早める可能性を持つ。

Caltechが6,100量子ビットの記録的配列を実現 中性原子方式が一気に大規模化へ
量子2026.06.29

Caltechが6,100量子ビットの記録的配列を実現 中性原子方式が一気に大規模化へ

2025年9月24日、米カリフォルニア工科大学(Caltech)のチームがNature誌に論文を発表。レーザーで作った光のピンセットでセシウム原子6,100個を格子状に並べ、中性原子方式の量子ビット数を一気に塗り替えた。これまで同方式は数百個が上限で、ケタ違いのスケールアップとなる。

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