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「室温動作」の検索結果: 3件

ねじれた光で量子コンピュータを冷凍庫から解放:Stanfordがシリコン+MoSe₂のナノチップで光子と電子を室温でもつれさせる
量子2026.07.01

ねじれた光で量子コンピュータを冷凍庫から解放:Stanfordがシリコン+MoSe₂のナノチップで光子と電子を室温でもつれさせる

2026年5月28日、Stanford大学の材料科学者Jennifer Dionne教授とポスドク研究員Feng Pan氏が、ナノスケール光学デバイスでねじれた光(twisted light、軌道角運動量を持つ光)を使い、光子と電子のスピンを室温でもつれさせることに成功したとNature Communicationsに発表した。これまで量子デバイスは絶対零度近く(マイナス273度近辺)の極低温が必須とされてきたが、Stanfordのチームはシリコン基板にモリブデンジセレナイド(MoSe₂)という2次元半導体を組み合わせたナノチップで、量子通信に不可欠な光子-電子もつれを室温で実現。量子コンピュータ、量子通信、AIプラットフォームを研究室の特殊装置から日常デバイスの一部に変える可能性を持つ画期的成果となる。

量子計算チップと呼ぶには早すぎる:北京大学のマイクロコム光量子チップが拓いた8モード連続変数もつれの実像
量子2026.07.01

量子計算チップと呼ぶには早すぎる:北京大学のマイクロコム光量子チップが拓いた8モード連続変数もつれの実像

2025年2月19日、北京大学物理学院の王剣威教授と龔旗煌教授らのチームが、山西大学の蘇暁龍教授チームと共同で、集積マイクロコムを基盤とする光量子チップ上で連続変数の8モード多者間もつれを決定論的に生成したとNature誌に発表した。チップ規模での多者間量子もつれ実証は世界初とされ、新華社など中国国営メディアは光量子チップの大きな飛躍と報じた。一方で、汎用ゲート型量子計算チップではなく、連続変数量子光学プラットフォームとしての成果である点を冷静に見る必要がある。中国国家戦略の光量子分野における第二の柱として、USTCのJiuzhang系列(離散変数)と並ぶ存在に成長しつつある。

まばたきより短い25マイクロ秒で10の42乗年分の計算:中国Jiuzhang 4.0が示した光量子の桁違いの威力
量子2026.06.29

まばたきより短い25マイクロ秒で10の42乗年分の計算:中国Jiuzhang 4.0が示した光量子の桁違いの威力

2026年5月13日、中国科学技術大学(USTC)の潘建偉氏と陸朝陽氏らの研究チームが、プログラマブル光量子計算機Jiuzhang 4.0をNature誌に発表した。最大3,050光子を同時に制御・検出し、ガウシアンボソンサンプリング問題を約25マイクロ秒で完了。米国の世界最速スーパーコンピュータEl Capitanで同じ計算をすると10の42乗年(tredecillion年)以上かかると見積もられ、量子優位性の比は10の54乗倍に達するとされる。極低温装置なしの室温動作で、超伝導方式とまったく異なる経路から量子優位性を実証した点が要諦になる。

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